電源機器のエキスパートとして
エレクトロニクスの独立系総合商社 加賀電子株式会社の100%子会社である加賀コンポーネント株式会社様は、1968年に創業してから電源機器の総合メーカーとして、高性能かつ低コストの製品作りを目指し、展開してきました。LED照明用電源や超小型スイッチングACアダプタ等を取り扱っている電源事業では、市場での評価も高く、さらに省スペース・ニューテクノロジー・省エネ対応を目指して常に研究開発を行っています。また、電子機器事業では、住宅設備機器(産業機器)からPC周辺機器(民生機器)に至るまで、お客様の幅広いニーズにお答えしながら信頼できる製品作りを目指しています。
加賀コンポーネント様に以下導入概要を語っていただきました。
導入背景
私たちはモノづくり企業として、社会に貢献するミッションがあります。より質の高い製品をより低コストで提供するため、製造現場において日々カイゼン活動に取り組んでまいりましたが、各部門の貢献度を数値的に表現することができず、責任の所在が曖昧な状態が続いていました。今後ますます拡大するグローバル化と激化する競争市場の中、安定的な利益創出と現場力の向上を推進するため、原価の精度向上と責任所在の明確化を重要課題のひとつ考え、原価管理システムの導入を決めました。
業務課題と導入成果
導入概要
初期投資費用をできるだけ抑えるため、SaaS型原価管理システムを探していました。最終的に2社製品に絞り込みましたが、既存の生産管理システムや会計管理システムを継続して利用するため、原価管理システム単独で導入可能な「MCFrame online 原価管理」を採用することになりました。製造業に精通している東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)のコンサルタントによる適切なサポートの下、原価管理のルールづくりから本番稼働まで、9ヶ月で国内工場2拠点(新潟と熊本)に導入することができました。
1.SaaS型サービスによる、本格的原価管理システム
「MCFrame online 原価管理」を選んだ最大の理由は、SaaS型で単独導入が可能ということでした。すでに生産管理システムや会計管理システムなどを再構築していたこともあり、原価管理システムの導入に関しては、固定費を抑える必要がありました。またそれらの既存システムを継続して利用するため、単体で導入ができる原価管理システムが必要でした。(塚田様)
2.部門別・品目別の原価計算が可能
原価管理システム導入の最大の目的である、原価の精度の向上化と責任所在の明確化をふまえ、部門別、品目別など、任意のレベルで原価計算ができることを高く評価しました。また、部品から製品まで全工程を通して原価計算ができ、全社で整合性のとれた原価計算が実現できること、さらには、BIツールが標準でバンドルされているので、製造現場だけでなく営業や経営者も多目的に活用できることも選定ポイントでした。(塚田様)
1.製造業に精通したB-EN-Gのコンサルティングサービス
まずは現場の業務を良く知っているコンサルタントにサポートしてもらったことがこのプロジェクトが成功した要因の一つでもあります。当社の原価管理システム導入にあたり、製造業における原価管理の考え方などを丁寧にアドバイスいただいたことがとても参考になりました。(森田様)

2.事前ヒアリングによる課題の洗い出しでスムーズな導入
B-EN-Gが提供する導入診断サービスをプロジェクト開始前に受けました。事前に問題点や課題を浮き彫りにすることで、業務の見直しのきっかけとなり、その結果導入をスムーズに進めることができました。現状の原価管理の考え方や配賦基準等、事前に情報収集し整理できたことは非常に良かったと思います。(詫間様)

1.全社業務の効率化
「MCFrame online 原価管理」の導入をきっかけに、業務フローが改善されました。会計システム側で締めを確定しない限り、MCFrame側にデータを連携できないので、スケジュールが遵守されるようになり、業務のスピードアップはもちろんのこと、無駄な作業を省くことができました。(森田様)

2.整合性のある実績値を収集できる運用に改善
原価管理の整合性を保つため、以前はシステムで把握できていなかった仕損や、追加投入、製番の振替などを管理するようにしました。(木下様)
また、製造現場での作業も効率化することができました。以前は各作業者が作業時間を記録していましたが、作業者によって作業時間の計測基準が様々だったため、統一された数値を残すことができませんでした。現在は各ライン長が同じ計測基準で記録することで、作業の効率化を図れるだけではなく、精度の高い実績値を収集できるようになりました。(詫間様)

3.スタッフ全体の経営意識の向上
「MCFrame online 原価管理」の導入により、部門別・品目別の原価計算が可能となり、コストの責任所在が数値化されました。経営者だけでなく、製造現場や間接部門など全社で「原価」を意識するようになり、現場自らがカイゼン活動に取り組める風土を作れたと考えています。現在は、部門や品目について、データの適正さを検証するなど、原価の精度向上に取り組んでいます。(森田様)
蓄積された原価データの活用
「MCFrame online 原価管理」にはBIツールがバンドルされていて、集積した原価や利益情報を分析し、グラフや表で表示することができます。経営者からは迅速な経営判断ツールとして、リアルタイムで精度の高い情報が要求されていることもあり、この機能を駆使して誰もが自ら情報を閲覧できるようにデータを整備することが今後の課題です。(塚田様)

標準原価計算・予算原価計算の実現
実際原価計算の導入が終わった今、次は標準原価計算の精度を上げ、実際原価との差異分析を行いたいと考えています。さらには予算原価計算を実施することで、将来の生産計画に基づいたシミュレーションを実現したいと考えています。(木下様)

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東洋ビジネスエンジニアリング株式会社 プロダクト事業本部 プロダクトサービス本部 システムインテグレーション部 コンサルタント 新井 孔明 |
原価管理システムの導入には生産、販売、会計等の複数のシステム連携が不可欠ですが、それ以上に複数部署にまたがる人の連携が重要となります。
本プロジェクトでは木下様、詫間様を中心に「より良い会社にしたい」という熱い思いで周りの方々と協力して課題を解決していく姿が印象的でした。その努力がプロジェクトを成功させた一番の要因だったと思います。
導入製品
MCFrame online原価管理のサービス概要について
「MCFrame online 原価管理」はSaaS型の原価管理パッケージです。ユーザ様が必要とする機能だけをネットワークを介してサービス提供しています。
会社概要
| 本社所在地 | 〒111-0041 東京都台東区元浅草3-18-10 上野NSビル |
|---|---|
| 設立年月日 | 1968年3月18日 |
| 主な事業 | 民生用から産業用までの各種電源機器の開発・設計・製造・販売 |
| 資本金 | 4億円 |
| 営業拠点 | 東京 大阪 |
| 工場 |
(国内) 新潟 熊本 (海外) マレーシア 中国(トンガン) |
| ホームページ | http://www.kgcompo.co.jp/index.html |
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加賀コンポーネント株式会社様
初期投資費用をできるだけ抑えるため、SaaS型原価管理システムを探していたという加賀コンポーネント株式会社様。最終的に2社製品に絞り込まれましたが、既存の生産管理システムや会計管理システムを継続して利用するため、原価管理システム単独で導入可能な「MCFrame online 原価管理」を採用、原価管理のルールづくりから本番稼働まで、9ヶ月で国内工場2拠点(新潟と熊本)に導入されました。
※掲載企業様への直接のご連絡はご容赦ください。
































