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株式会社レベルファイブ

導入事例 | 株式会社レベルファイブ | mcframe

導入事例 | 株式会社レベルファイブ | mcframe

MCFrame販売管理を基盤として 自社流通ビジネスを支える受注・出荷から債権管理を担うシステムを ゼロから構築する

  • 直販向け受注・出荷・債権管理
  • 個別店舗配送管理
  • コード体系整備

事例ダイジェスト

年々移り変わりの激しさを増すゲーム業界において、「世界一のエンターテインメントブランド」を目標に掲げる同社は、新しいコンテンツを常に世に送り出し続ける傍ら、チャレンジの一つとして自社流通(直販)に着手。アウトソーシングで対応可能な物流と異なり、販売管理機能は自社内に構築する必要があったため、ゼロからの立ち上げとして「MCFrame XA 販売物流」を採用した。

導入事例インタビュー

導入の背景-自社流通(直販体制)の立ち上げ

本社が福岡にあるレベルファイブは、2010年4月に東京オフィスを開業し、本格的に東京での営業/マーケティング活動を開始した。2011年6月からの直販による販売形態への切り替えには、取引先からの受注データ・個別店舗へ配送データといった売上情報や、債権管理周りを担える基幹システムが必要だった。システム導入と並行して、自社流通ビジネス展開に向けたパートナー企業との調整や主要取引先との条件交渉が実施されるなど、ゼロから基幹業務を立ち上げた。

レベルファイブにとっては、自社流通の立ち上げは大きな事業構築でありつつも、システム面ではノウハウが無い中でのアプローチであったため、当時2010年からその後数年にかけて段階的にシステム化の範囲を拡大することを目標とした。オールインワンの会計システムまで網羅したタイプのシステムと比較した結果、機能要件を満たしつつ、将来会計システム等との連携も可能なMCFrameを採用した。

MCFrameの選定理由

  • 最大20,000件規模の受注・出荷情報をデイリーで処理する能力
  • 物流、販売管理の用途だけで仕様を固めた自社流通運用のみのミニマム仕様
  • 会計管理・プロジェクト管理等、用途に応じて拡大できる柔軟な汎用カスタマイズ性
  • 外部EDIシステムとの親和性の高さ
  • 各種指標データの取得の容易さ

MCFrame導入時のポイント

新業務に対する検証シナリオの作成

物流は常時稼働が大前提であり、システム改修のために物流業務を停止させることが出来ないという制約がある中、全くの新規で実運用をスタートすることになるため、導入するシステムが実運用に則しているかを高い精度で事前に検証する必要があった。新業務開始後の数ヶ月を想定した運用試験シナリオを視覚的に分かりやすい形で準備し、シナリオに沿った運用試験に相当な時間を費やした。

コード体系の整備

販売システムの日常運用の使いやすさだけではなく、月次帳票を作成する上でデータの集計しやすい体系が何かという視点からも検討を重ねた。

共同配送システムベンダーとの連携

自社製品の現物管理を委託する共同配送業者とのシステム連携により、物流業務を実現する構想であり、物流現場への納入指示や出荷実績データをもとにした売上処理の実現のためシステム間インタフェースのアドオンが必須要件であった。

MCFrameの導入効果

妖怪ウォッチ2 元祖/本家/真打 @2014 LEVEL-5 Inc.
妖怪ウォッチ2 元祖/本家/真打
@2014 LEVEL-5 Inc.

物流業務の維持

自社流通を開始してから3年強が経過し、導入した販売管理システムも同じ年月稼働しているが、最優先事項であった物流業務の安定稼働は現在も維持されている。システムに支えられ、1日も止めることなく出荷業務が継続できている。

データ応用力の発揮

取引先から先方仕様の請求明細データを求められるなど、販売管理システムに集約されるデータの需要は社内・社外を問わず高い。データ取得が容易なシステムであることを最大限に活かし、担当者レベルでも柔軟に対応が図れるメリットは大きい。

柔軟なカスタマイズ性

事前検証を重ねたとはいえ、運用して初めて気づく仕様も発生。導入以降のカスタマイズ対応も実勢に合わせたシステム運用には重要な項目と考えられ、MCFrameにはその余地があった。

今後の課題や展開について

今後はデジタルコンテンツまで取り込んだ販売管理項目を拡張し、指標データの見直しと最適化を目指す。

企業紹介

導入企業概要

株式会社レベルファイブは、福岡市に拠点を置くゲームソフト開発会社。幅広いユーザーに向けた温かみのある作品作りを得意とし、新シリーズを一年に一度生み出すことがモットー。5つ星の作品を届ける「世界一のエンターテインメントブランド」を目指している。デベロッパーとして『ドラゴンクエストⅧ』・『Ⅸ』の開発を手掛け、パブリッシャー作品第一弾『レイトン教授』シリーズは、全世界で累計出荷本数1550万本を記録。ゲームを原作とするTVアニメ・漫画などのクロスメディア展開では『イナズマイレブン』『ダンボール戦機』シリーズをはじめ、現在こどもたちを中心に大きく支持を集める『妖怪ウォッチ』などのヒット作を次々と生み出す。

商号 株式会社レベルファイブ
設立 平成10年10月
主な事業 家庭用ゲームソフトの企画制作・販売
本社所在地 810-0022 福岡県福岡市中央区薬院1-1-1 薬院ビジネスガーデン
海外法人 LEVEL-5 International America Inc. 2101 Rosecrans Ave. Suite 5284 El Segundo, CA 90245 USA

企業ウェブサイト

※本事例は2014年12月現在の内容です。
※本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載当時のものであり、変更されている可能性があります。
※掲載企業様への直接のご連絡はご容赦ください。