一般会計や管理会計、債権債務管理等の会計系モジュールに加え、販売/購買/在庫管理機能を備えたERPシステムとしてもご利用いただけます。
導入の際には、会計のみを利用するか、すべての機能を利用するかを選択することができ、利用範囲に応じたライセンス金額が設定されています。
また、状況に応じて“会計のみの利用”から“全機能の利用”に利用範囲を変更することも可能です。
言語、通貨、会計基準だけでなく、各国で発生する異なる現地要件に対してもmcframe GAは”One System"で対応可能です。
mcframe GAはいつでもどの画面からでも言語を切り替えることができる多言語対応アプリケーションです。
画面キャプションの多言語表示、マスタデータの言語別登録・表示、帳票の多言語での出力が可能です。
また、日付や数値の表示様式の変更もできるため、異なる文化下でも違和感なく操作することが可能です。
さまざまな通貨での取引を確実に処理するための各種機能を網羅。
「自由な通貨の定義」「10種類のレート種別」「日単位での換算レート登録」「伝票入力時の自動換算処理」に加え、債権債務決済時や会計締め時の為替差損益を自動計算することができます。
また、表示通貨の設定により、任意の通貨での財務諸表を作成することも可能です。
現地基準/日本基準/制度会計/管理会計など、さまざまなルールに基づく異なる会計帳簿を管理し、その差分を確認することも容易です。
また、国ごとに異なる財務諸表様式も表示項目を定義したりレポートフォーマットを登録する機能によりノンカスタマイズで対応することができます。
「言語」「帳票レイアウト様式」「ファイル形式」を帳票出力時に選択し、用途に応じて多種多様なレポートを出力できます。
帳票レイアウトはMicrosoft社のレポート規格である「RDLC」を使用しており、要望により様式調整できます。
複数拠点の会計データを統合し、グループ管理レポート（例：損益計算書、貸借対照表、等）の出力が可能です。
ユーザーごとに、利用できる画面や参照できる情報を制限できるアクセスコントロール機能により、不正操作リスクを軽減することが可能です。
また、システムへのログインや各画面のアクセス履歴、データの操作履歴をログとして取得する機能も標準機能として備えているため、海外現地法人における内部統制基盤として活用することが可能です。
業種や企業独自の運用規定などで異なる業務プロセスにも柔軟に対応できる機能設計となっているため、受注～出荷～売上の業務プロセスも手順を簡素化し、少ないスタッフで運用できるプロセスや、内部統制対応のために承認や伝票内容確認を重視したプロセスなど、企業の業務レベル・運用レベルに応じた業務プロセス設計が可能です。
また、受注時における与信状況や在庫原価の参照、倉庫別の在庫原価計算、取引先/通貨/期間/荷姿ごとの品目単価設定、棚卸や時価評価洗替対応など、確実な業務遂行のための豊富な機能を備えています。
販売管理や生産管理システムなど、mcframe GAと共に利用するシステムのデータを取り込むための機能を標準で備えています。
データの連携はmcframe GAの画面からファイルを取り込む方法以外に、ジョブ管理ツールによる自動取り込みや、EAIなどのデータ連携ツールを使用することも可能です。
mcframe GAからデータをエクスポートする場合は、標準機能として提供されている帳票CSV出力機能を使用するか、公開されているデータベース情報に基き、データベースから直接取得することもできます。
異なる言語や文化、物理的な距離、時差などから生じるグローバルシステムの運用負荷を軽減するため、mcframe GAはクラウド上にすべてのグループ内海外現地法人の基盤を集約することができるように設計されています。
クラウド上にアプリケーションを集約し、ユーザーはWebブラウザからそれを利用することで、クライアント端末個別のメンテナンスをなくし、運用管理を一元化することが可能になります。
mcframe GAはグローバルで調達可能な主要なクラウドプラットフォーム上での動作検証を行っており、すでに多くの企業がクラウド上でアプリケーションを運用しています。
mcframe GAは、いち早くMicrosoft Azure上での稼働を実現させ、2012年に『マイクロソフト パートナー オブ ザ イヤー 2012』のISV/Softwareコンピテンシーアワードを受賞しています。
