製品のPoint
mcframe 7は、全社部門、工場ごと、部門ごとなど、任意のグループごとに原価計算を実行し、分析・確認できます。
また、グループ単位や個人単位でデータアクセスを制御し、複数会社での利用にも対応しています。
さらに、計算ごとに評価基準を変更できるため、IFRS対応や管理会計、財務会計など、目的に応じた原価計算が可能です。
mcframe 7は、外部システムとの連携を行う標準インタフェースを備えています。既存の基幹システムをお使いのまま、原価管理単独での導入も可能です。
mcframe 7は、利用場面別のPDCAサイクルを実現し、高度なコストマネージメントによる原価管理活動を支援します。
製造部門、営業部門、事業部門など担当者の利用用途に応じて、シミュレーションによる原価目標を設定できます。
さらに、コストの実態を正確に捉え、次のアクションにつながる原価・損益分析を可能とします。
mcframe 7は、各部門が自律的にコスト改善・利益獲得を進めるための「戦略的な原価管理」を支援します。
mcframe 7では、利用場面に応じたPDCAサイクルを実現するため、4つの原価計算を提供しています。
標準原価と実際原価を組み合わせての差異分析や予算原価と実際原価を組み合わせて予実比較など、戦略的な原価情報の活用を実現します。
ビジネス環境の変化に素早く対応するために、任意の条件に基づいて原価見積のシミュレーションが行えます。
標準原価シミュレーションによる原価の創り込みや、通期・期中での予算原価シミュレーションなど、様々なシーンで活用できます。
mcframe 7では、激しい環境変化に素早く順応していくためのシミュレーション機能(予算策定シミュレーションオプション)を提供しており、
手元で取りまとめできる粒度のインプット情報をもとに簡易にシミュレーションすることができます。
それだけでなく、実績情報と比較したり、複数シナリオでの着地見込みを見比べたりすることで、迅速な意思決定を支援します。
mcframe 7では、連続生産などの生産方式に起用される総合原価計算や、個別受注生産方式に適用される製造指図書別の個別原価計算に対応しています。実際原価と標準原価を比較して差異分析し、差異の要因を捉えて、原価低減活動を支援します。
また、予算シミュレーション結果と実際原価を比較することで、品群別・品目別の予実比較や、原価推移を把握できます。
mcframe 7は、きめ細やかな配賦機能により、実態に即した費用配分を可能にします。
直接配賦法・相互配賦法・階梯式配賦法など、任意比率で多段階の部門間配賦が可能です。
作業時間や出来高数など複数の配賦基準により、実態に合わせた品目別配賦が可能です。
製造間接費だけでなく販管費を配賦することにより、品目別の売上原価を把握できます。
また、物流費などの任意の基準をもとに配賦できます。
費用ごとに負担先の部門や品目を指定できます。
費用負担先を指定することで、部門、品群、品目など実態を捉えた原価把握やP/L作成が可能となります。
mcframe 7では、製品別の収益性を判断するために、限界利益を把握し、収益性視点・機会損失視点で分析が可能です。
売上原価計算では、製造変動費だけでなく、運賃などの販売変動費を製品直課することで真のCVP分析を実現し、利益獲得能力を正しく評価できます。
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