多摩化学工業株式会社
製品のPoint
mcframe RAKU-PADは、紙の帳票が抱える課題とデータ活用が進まない現状をデジタル化で解決します。
紙の帳票で運用されている検査記録、製造実績、トラブル報告などの業務をデジタル化し業務プロセスをカイゼンします。
またタイムリーな可視化とデータ活用を実現し、業務効率化・スピードアップ、コストの低減、品質の安定・向上といった効果を発揮します。
「紙の帳票に手書きで記録」「エクセルによる手作業での転記&集計作業」から「タブレットへデータ入力」「楽(ラク)にデータ活用・可視化」までをシームレスに実現し、ペーパーレスのその先にあるカイゼンを推進します。
mcframe RAKU-PADは紙の帳票のフォーマットを、そのままタブレットの入力画面にできる「Recording」と、記録したデータをタイムリーに可視化し、手軽にデータ活用できる「Analysis Dashboard」で構成されます。
※「mcframe RAKU-PAD Recording」は株式会社シムトップスが開発、販売している「ConMas i-Reporter」のOEM製品です。
タブレットの入力画面は、プログラミング知識不要(ノーコード)で誰でも簡単に作成できます。
また紙の帳票の使い慣れたフォーマットをそのままタブレットの入力画面にできるので、作業者は違和感なく使うことができます。
タブレット入力画面では、入力データにより30種類以上のデジタルインプットを使用できます。
直感的に入力しやすいデジタルインプットにより、作業者による入力のバラつきや間違いを減らし、業務品質を向上させます。
入力したデータは簡単に一覧表やグラフにできます。
分析データを選び、期間や数値範囲などを指定するだけで、データを簡単に一覧表にできますし、管理図、パレート図、ヒストグラムなど製造現場でよく使用するグラフ(QC7つ道具)も作成できます。
作成した一覧表やグラフはお気に入り登録することで、いつでも最新情報を参照できます。
現場のスクリーン、作業者のタブレット、管理室のPCなど、関係者はどこにいても現場状況を知ることができます。
また自動通知の設定もできるので、作業者へ対応を促すこともできます。
管理図を新JIS規格の「異常判定ルール(10のアラートルール(JIS、及びIATF16949のアラートルールに対応))」で監視することができます。
アラート状態となった場合は、担当者にメールやチャットで自動通知ができ、不良品の発生を防止します。
※SPC(統計的工程管理)とは完成品の品質に影響を及ぼす情報を製造工程ごとに測定、監視することで不良品の発生を防ぐ手法です。
※cp/cpk(工程能力指数)についても自動算出。
現場がタブレットで記録したデータをタイムリーに可視化するだけではなく、センサーなどから収集したIoTデータを組み合わせたデータ活用で、スマート工場実現への取り組みをご支援します。
現場トラブルのスムーズな解決
トラブル発生した際、報告書ですぐに状況を共有。トラブル対応状況は一覧化することで、部門間のコミュニケーション促進できます。トラブルの原因や対応時間は分析し今後の打ち手まで検討できます。
不良品発生の原因を改善
製造実績を記録し、不良品の発生状況をタイムリーに可視化。品目、設備などさまざまな軸と合わせ分析することで、不良品の原因を特定し改善策を検討できます。
SPCによる安定生産
検査記録のデータを、SPCルールで監視。
アラート発生時は自動通知が飛び、工程能力の低下を早期に把握し不良発生を未然に防ぎ、安定生産につなげます。
納期遅れを未然に防止
作業者が入力する実績、設備から登録される実績を統合して、製造の進捗状況を可視化することで、製造の遅れを素早く察知できます。
※ mcframe SIGNAL CHAINとの連携機能。
トレーサビリティ
出荷製品に問題があった場合、保存されている製造実績から該当ロットや工程など影響範囲を特定できます。製造時の稼働情報から迅速な原因究明の手助けをします。
※ mcframe SIGNAL CHAINとの連携機能。
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