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コラム

中国現地レポート編

このままでいいのか?中国進出日系企業の情報基盤(5)

中国現地レポート

日系製造業の目標管理レベルへステップアップ

MCFrameは、15年以上に渡り日本の製造業様に揉まれながら機能強化をはかってきました。日系の中国製造業様が最終的に目指す日本の製造品質への最短経路を、無理なくステップアップして進めることができます。

最近では、中国をはじめアジアの拠点からMCFrameを導入し、最終フェーズで日本のシステムをリプレースするという逆展開を計画されるお客様も増えています。日本の基幹システムリプレースのリスクを最小限に抑えるための工夫をされているお客様に多い導入パターンです。

また、中国工場の付加価値(利益)を最大化するために「戦略的な原価管理」の実現にチャレンジされているお客様もいらっしゃいます。

工程での改善効果を原価の指標で評価したり、製品毎のP/L管理帳票から不採算製品の改善や、製品ラインナップの見直しなどを実現するための仕組みの構築です。

そのお客様には、実際原価の算出と合わせて、高い精度の製造実績情報を迅速に収集するための仕組みとしてMCFrameを採用いただきました。その結果、実際原価の把握が可能となり、「カイゼン」のサイクルを業務に取込むことに成功しております。今は、さらなる実績収集データの詳細化と効率化を進めながら、受注No毎に個別原価を把握することや、標準工数の精度を上げることに目標を再設定してステップアップされております。

このように、システムを入れ替えることなく管理レベルをステップアップでき、安心して長く使えることがMCFrameの大きなメリットの1つになります。

中国現地レポート編

経験の少ない現地スタッフでも導入し易い

いざ導入となった際、導入後の業務定着化を見据えて導入プロジェクトチームには、現地スタッフを必ず参画して頂くようにします。

しかし、日本のスタッフに比べシステム導入にあまり慣れていないことが多い現地スタッフには、色々と悩みの多い作業が増えることになります。

MCFrameでは、そのような悩みを軽減するために、パッケージ標準の業務フローに基づいた導入プロセスと、その成果物をまとめた方法論とドキュメントセットの「PowerStart」をご提供しております。特に、日本語と、中国語が併記された業務フローは、日本人と中国人のコミュニケーショーンミスを軽減するのに大いに役立ち、短期導入を促進することができます。

弊社B-EN-G上海をはじめ、日本で豊富な導入実績を持つMCFrame導入パートナー様の中国拠点も多く、導入サービスや保守体制も安心です。
中国現地レポート編最後に、日本の海外出先製造ラインから、真の基幹工場兼販社に転身して中国現地法人が貴社グループ企業の急成長を支える原動力になるために是非、グローバル戦略企画本部を中国法人に設置して、中国から日本を含む世界を見据える体制を整えて頂ければと願います。
きっと、貴社のグローバル成長を実現する要になるはずです。
その際のIT武装として、日本産グローバルERPのMCFrameをご検討頂ければ幸いです。 

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佐々木 淳
佐々木 淳
ビジネスエンジニアリング株式会社 上海駐在員事務所 シニアコンサルタント