VR教材編集のポイント
この記事ではVR-learningで360°教材を編集する際のポイントをご紹介します。
どのような編集ができますか?
360°カメラで撮影したVR映像に、次のような部品を入れたりして、編集ができます。
- 説明文、チェックエリアの設定
- 静止画、動画のポップアップ再生
- 選択式の設問、回答に応じたシーン分岐
VR教材に設定できる部品
編集作業で気をつけることはありますか?
以下に注意してください。
- 改訂をする前提で編集をする
いきなり完成したものを作るというよりは、あらかじめ決めたシナリオに沿ってあらすじをたどりながらラフなものを一度作成するとよいでしょう。それを見返しながら徐々に編集を加えて完成に持っていく、という流れです。 - 解説は簡略化する
作業手順書には項目がたくさんあり、内容も多いのですが、書いてあることを全部テキストにして表示すると見にくくなってしまいます。なるべく簡潔にわかりやすい表現とするとよいでしょう。テキストでの説明だけに頼らず、静止画や動画の挿入、音声、分岐、クイズ機能などの編集機能をバランス良く利用しましょう。 - 自分でも体験してみる
まずは制作者自らVRに変換したものをゴーグルで体感してみましょう。編集時には気づかなかった分かりにくさや違和感が見つけられるはずです。 - 関係者に意見をもらう
自分では気づかない点をチェックしてもらうために、いろいろな人に体感してもらい、意見を反映させるのも良い教材を作る時に重要なポイントです。
編集作業にはどのくらい時間がかかりますか?
編集といっても直感的に行えます。単純にどんな素材をどう表示するかを選択し、補足として文字を入力するくらいですので、一般的には10分の教材を作るのにだいたい1、2時間ぐらいというのが目安になっています。
VR-learningを検討しているけれど不安や疑問があるという方は、お気軽にお問い合わせください。