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コラム

VR-learning導入活用のヒント

【業務のVR活用例】実習機会が限られる、機械操作、車両運転等の技術研修をVR-learningがサポート

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本活用例のポイント
  • 社内でOJT指導を担う従業員の負担を軽減
  • 実機操作の予習復習に用いることで、より効果的なスキル取得が可能に

当社のmcframe MOTION VR-learning(以下、VR-learning)による業務課題解決ユースケースを紹介する本コラム。今回は、機械操作や車両運転などの技能習得をテーマとして取り扱います。建設・土木、製造などの現場実務で使う技能や知識を教える上で、VR教材の活用がどのように役立つのかをみていきましょう。

OJTの実施には困難もある

建設・土木、製造などの現場では、さまざまな機械、機材、車両や工具などを用いています。現場で作業する人たちは、それらを適切に扱い、安全に作業でき、十分な効率や品質を実現できるよう、技能や知識を身につけることが求められます。企業内では、それらの技能の訓練や教育をOJTとして実施する、あるいは外部機関に委託するなどして、従業員の実務能力向上を図っています。また、従業員たちが自身のキャリアアップを目指して自発的に社内講習や外部講習を受講することも多く、こうした取り組みに対する受講費用の支援や、スキルアップに対するインセンティブ制度を設けている企業も少なくありません。

こうした訓練は実際に業務で使う機材などを用い、実際の現場かそれに近い環境で行うことが必要であるため、OJTと外部機関への委託や受講という形がとられるわけですが、現実問題として、現場で働く熟練者たちは日々の業務に忙しく、指導に当たる時間の余裕を捻出することが困難である場合も少なくありません。また、外部機関の利用は日程が限られる、費用が発生する、といった課題もあります。

指導役がいなくても現場シミュレーション可能なVR教材でOJTを補完

実機操作では指導役となる従業員が必須ですが、VR教材を用いた学習では指導者が主業務に従事している間にも、仮想的な経験を通じて技能や知識を高めることができます。限られた実機操作機会の前後でこれを行うことにより、OJTの効果も飛躍的に高まります。

実機操作の予習復習教材としては、機械等のメーカーが提供している動画教材なども利用されますが、VR-learningは、自社の現場や機材などを用いた作業の様子を360度カメラで撮影して教材化できるため、OJTに近い体験が得られます。

自社の現場・機材にマッチした教材の制作には、熟練した従業員が一定工数を割く必要がありますが、作成した教材の利用により、新人従業員一人一人の指導に割く時間は短縮でき、全体として質の高い教育を効率的に提供することができます。

上で述べたように、機械操作や車両運転の技能を習得するには、OJTや外部講習による実機操作は必須です。しかし、外部機関での講習は日程が限られ、学習者にとって望ましいタイミングで利用できないこともあります。また、講習環境や機材などが自社の現場とは異なる場合も多く、習得したスキルを実務ですぐに発揮できないケースもあります。自社の環境を反映したVR教材を用意しておくことにより、従業員がOJTや外部講習受講といった限られた機会の前後に、予習や復習の機会を得られるため、実戦で活かせるスキルをより確実に身につけることができるわけです。

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