図研プリサイトとB-EN-Gが、設計と製造をつなぐ新製品を発表 ものづくりコミュニケーション基盤「EM-Bridge」
株式会社図研プリサイト
東洋ビジネスエンジニアリング株式会社
株式会社図研プリサイト(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:上野 泰生、以下「図研プリサイト」)と東洋ビジネスエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:大澤 正典、以下「B-EN-G」)は、製造業のバリューチェーンにおける設計と製造を双方向につなぐ新製品、ものづくりコミュニケーション基盤「EM-Bridge」を2017年2月1日より販売開始することを発表いたします。「EM-Bridge」は、図研プリサイトからは「Visual BOM/EM-Bridge」、B-EN-Gからは「MCFrame PLM EM-Bridge」の製品名で提供します。同製品の開発は、株式会社図研とB-EN-Gが2015年2月に設立した合弁会社「ダイバーシンク」が担当しています。
製造業においては、ビジネス形態の多様化に伴い、部門や拠点のグローバリゼーションや水平分業化といったバリューチェーンの複雑化が進んでいます。また、新興国から一定品質の安価な製品が提供されるようになり、マーケットニーズやシーズを素早く製品開発にフィードバックして競争力のある製品をタイムリーに提供する必要性が高まっています。そのために有効な方策の一つが、バリューチェーンにおける中心部分である設計と製造の連携強化です。
「EM-Bridge」は、工程表(BOP:Bill of Process)を中心に、設計と製造の情報を統合管理して、設計と製造の連携強化を実現する「ものづくりコミュニケーション基盤」です。各生産拠点の製造工程、冶具設備、原価情報などの製造情報が設計部品表(E-BOM:Engineering Bill of Materials)をはじめとする設計情報と結合して共有されることにより、リードタイム短縮や安定供給、開発初期段階からの品質・コスト・納期(QCD:Quality Cost Delivery)作り込み、さらには精度の高い原価企画とライフサイクルコスト管理が可能となり、製品力ならびに収益力の向上に貢献することができます。
なお、「EM-Bridge」は、B-EN-GのMCFrameファミリーの製品ライフサイクル管理システム「MCFrame PLM Visual BOM」(*1)および、生産・販売・原価管理システム「MCFrame 7」(*2) と製品ロードマップを共有し、各製品間での接続は標準機能として含まれます。今後、「EM-Bridge」は、3D CADデータに生産情報を加えた評価機能や生産情報を利用したプッシュ型アラート機能などの機能拡張を予定しています。
詳細はこちらをご参照ください。
(*2) 「MCFrame 7」については、同日発表するプレスリリースを参照ください。
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