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　東洋ビジネスエンジニアリング株式会社（東京都千代田区、取締役社長：石田壽典、以下B-EN-G）と株式会社ディーバ（東京都港区、代表取締役社長：森川　徹治、以下ディーバ）は、B-EN-Gが提供するグローバルERP「A.S.I.A.」（エイジア、以下A.S.I.A.）の販売に関するパートナー契約を締結し、「A.S.I.A.」のグローバル拡販で協業していくことを発表いたします。

　昨今企業の急速なグローバル化により、経営における海外拠点の重要性もますます増大する傾向にあり、海外拠点の経営情報を日本本社でいかに効率よく取得するかがグローバル経営の効率化の鍵となっています。特にアジア地域の海外拠点においては、ローカル主体の基幹業務システムが使用されていることが多く、日本本社ではそのシステム管理とデータ連携に苦慮するケースがよくみられます。

　海外で利用できる基幹業務システムというコンセプトで開発されている「A.S.I.A.」では、 お客様の海外拠点での運用やグローバルグループでのオペレーションを効率化する為の機能を網羅しており、多言語利用／多通貨処理／多基準管理／多サイト運用に柔軟に対応しています。 この度、連結会計分野に特化したアプリケーションとサービスを提供しているディーバの連結会計システム「DivaSystem」と連携することにより、海外拠点の経営情報を効率よく収集できる連結業務システムの構築が可能となり、海外へ展開している日系企業の本社では、グローバル経営の見える化、効率化が実現できます。

　ディーバが提供する連結会計システム「DivaSystem」のデータ連携モジュールは既に「A.S.I.A」とデータベースレベルでの自動連携を実現しています。今回の協業によりワンストップで高品質なサービスの提案・導入が可能となります。 また、会計データにとどまらず、販売、購買、在庫データまで収集するディーバの連結経営情報データウェアハウス基盤「DivaSystem GEXSUS」と「A.S.I.A」を連携させることにより、海外子会社の経営情報を収集し、グループ全体で可視化することができます。 したがって、グローバル連結経営のサービスフレームを構築し、グローバル戦略の事業展開の加速化を実現させます。

　B-EN-Gは自社の「MCFrame XA 原価管理」と、ディーバの連結経営管理エンジン「DivaSystem SMD」を組み合わせたグループ視点での損益管理ソリューションを本年4月に発表しました。今回の「A.S.I.A」の販売パートナーに関する契約は、両社でのソリューションの幅を広め、協業を深めるものです。

「A.S.I.A」と「DivaSystem」の組み合わせでの初年度の販売目標は、製造業のお客様を中心に10社としています。