東洋ビジネスエンジニアリング株式会社（本社：東京都千代田区、取締役社長：石田壽典、以下B-EN-G）は、高精度な電子部品を世界中の機器メーカーに供給している北川工業株式会社（本社：愛知県稲沢市、代表取締役社長: 北川 清登、以下北川工業）が、B-EN-GのグローバルERPシステムA.S.I.A.（エイジア）を採用し、現在、海外7拠点で順調に稼動中であることを発表します。このグローバルシステム導入プロジェクトは、企画・提案、コンサルティングを含め、設計・開発、保守まで一貫してB-EN-Gが担当しています。
日本の製造メーカーのグローバル化が進み、生産拠点も国内から海外へシフトし始めた頃から、北川工業も海外展開を推進してきました。グループの成長を押し進めるための経営判断には、質とスピードの両面で要件を満たす情報が不可欠でしたが、従来の各拠点任せのバラバラなシステムから収集される拠点の活動情報には、自ずと限界がありました。その解決策として、北川工業は、グローバルに対応できる情報基盤の構築が必要不可欠と判断し、2009年3月に市場変化へのスピーディな対応をねらいとしたERP導入プロジェクトを始動させました。
そのベースシステムとしてご採用頂いた製品が、B-EN-Gの「A.S.I.A.」です。北川工業によるA.S.I.A.選定のポイントは、次の3点です。
（1） アジア（海外）での豊富な導入実績を持つ国産パッケージ
（2） 海外での柔軟なサポート体制
（3） ローカルパッケージとの連携に対応
また北川工業では、北川工業グループ様の連結決算の早期化、精度向上や、グローバル事業基盤の確立といった目的に対し、以下目標を達成しつつあります。
（1） 全海外営業拠点各種実績の完全把握
（2） 全海外営業拠点の業務の標準化推進による効率化
海外の各営業拠点に関する情報の一元化が達成され、それによる経営情報の分析基盤が整った現在、北川工業では、A.S.I.A.で収集した情報の更なる活用を図り、グローバル事業基盤の確立による業務効率の向上、連結決算の早期化や精度の向上を目指します。
以上
「A.S.I.A.（エイジア）」は、日本企業の商習慣に立脚しながら、グローバルでの経営管理をサポートする日本発のグローバルERPパッケージです。世界各地で稼動する為に必要となる多言語、多通貨、多拠点機能を持ち、会計から販売、購買、在庫といった幅広い業務に対応する多彩な機能モジュールを備えています。カンパニー別やビジネスユニット別などでの業績管理にも対応し、日本本社から海外拠点の状況をリアルタイムに把握できるため、グローバルグループ経営のための強力なインフラとして活用する事が可能です。A.S.I.A.は、1996年のVer.1.0販売開始から、日本をはじめとするアジア各国のさまざまなお客様に導入され、世界21の国と地域に300社以上にご採用いただいています。
製品の詳細な仕様については、http://www.to-be.asiaをご覧ください。
北川工業は1963年6月に北川ゴム工業株式会社として、工業用ゴム、ビニール製品の製造、販売をスタートし、その後北川工業株式会社として、コンピュータ・OA機器・AV機器・家電製品・自動車・航空機・建築物等に使用される電磁波環境コンポーネントや、精密エンジニアリングコンポーネント製品の製造・販売し続けています。現在は国内（稲沢、春日井、東京、横浜、宇都宮、大阪）、海外（ドイツ、台湾、アメリカ、シンガポール、マレーシア、香港、上海、タイ、無錫、深セン(2)）にて事業展開しており、経営理念にも掲げている『共生と共創』をあらためて北川工業の活動の原点として位置づけ、お客様の抱えるさまざまな問題を共に考え、北川工業の独自技術にさらに磨きをかけ真に価値あるオリジナリティーの高い新製品やサービスを絶えず創出し、お客様の問題を共に解決していくことが出来るオンリーワン企業を目指し成長し続けています。
北川工業株式会社についての情報はhttp://www.kitagawa-ind.comをご覧ください。
※本ニュースリリースに記載されている社名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。
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