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センコーグループ、B-EN-Gの「mcframe GA」を導入  グローバル22拠点の会計システムをmcframe GAで統合し、迅速な連結決算と意思決定のためのデータ統合を実現

ビジネスエンジニアリング株式会社

ビジネスエンジニアリング株式会社(東京都千代田区、取締役社長:羽田 雅一、以下「B-EN-G」)は、物流事業を中心に商事・貿易、ライフサポート(介護、フィットネス、食など)、ビジネスサポートなど、多様な事業を展開しているセンコーグループホールディングス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:福田 泰久)が、B-EN-Gの日本発海外拠点向けクラウドERP「mcframe GA」をグローバル22拠点に導入し、本社および各拠点の業務負荷軽減を実現し、経営の意志決定を支える管理会計の取り組みを強化した事例を2023年11月30日に公開しました。
事例の詳細ページは こちらをご覧ください。


海外拠点向け会計・ERPシステム導入の背景

      物流事業を中心に商事・貿易、ライフサポート(介護、フィットネス、食など)、ビジネスサポートなど、多様な事業を展開しているセンコーグループでは海外展開を進める日系企業の物流サポートや日系以外の荷主の需要や商事・貿易などビジネス拡大のため積極的なM&Aを推進しています。現在傘下のグループ会社の総数は176社(2023年10月現在、非連結も含む)に拡大し、グループ経営管理上の課題が表面化し、効率化の必要性が出てきました。
  • 海外子会社の多くは日本本社と企業文化が異なる現地企業であり、経営管理手法も異なる。
  • グループ会社の状況に関する情報共有が効率的に行われておらず、特に新たにグループ会社の仲間入りをした会社では、その問題が顕著であり、グループ全体の状況が把握できない。
  • この状況の中で、環境の変化に迅速に対応することが難しくなっている。

  • このような状況下、上記の問題解決のため、センコーグループでは海外拠点を統合する経営管理基盤の整備が急務となっていました。

システム刷新前の課題

対処すべきシステム課題としては具体的に以下が挙げられます。

  • グループ全体でマスタデータが統一されていなかった:各拠点から収集した連結決算のための財務会計データは、勘定科目も異なり、情報の精度にもバラつきがあった。
  • グループ各社の情報を手作業で結合していた:海外の各拠点から集めた財務諸表や決算書を日本の書式にマッピングする作業をグループ会社のセンコービジネスサポートに委託し、その上で連結決算を行っていたが、その作業は手作業であり、多大な時間とコストを要していた。
  • グループ本社の求める粒度のデータが取得できていなかった:管理会計で必要となる仕訳データなどの粒度の細かい計数情報の入手はより困難であり、各拠点の経営状況をタイムリーに把握することができなかった。

mcframe GAを採用した理由 ~お客様コメント~

  • 他会計システムとのデータ連携機能:グローバル共通の会計システムを導入できない場合でも、各海外子会社が独自に利用している会計システムからデータを一元的に収集する『Global Link』という機能を備えているため、グループ管理のレベルの大幅な向上が期待できた。
  • デ    顧客ニーズに合った提案:ベンダー選定に当たり、会計系コンサルタントから海外導入経験が豊富と紹介された9社の中で、最も目標に近い提案をしたのがB-EN-Gだった。単なる標準会計システム導入にとどまらず、上記のようなデータ収集の仕組みまで提案してくれた。
  • 現地での支援体制:センコーグループの拠点が多く点在するタイならびに中国における導入実績が多く、導入支援体制も信頼性が高かった。

導入のポイント ~お客様コメント~

「最終的に22拠点に導入したプロジェクトでしたが、小規模な拠点から導入をはじめるのではなく、あえてASEAN地域における国際物流事業の中核拠点であるタイから始めることにしました。実際に多くのビジネスを手がけている拠点で実績を作ってこそ、その後の本格的なグローバル展開で役立つノウハウを蓄積できると考えました。続く2つ目の拠点として選んだのは中国広州市にある広州扇拡物流有限公司ですが、弊社の海外子会社の中でも歴史が古く、すでに大量のデータが蓄積されていました。この広州で実績ができれば、中国全域に広がる他の拠点においてもmcframe GAを使ってみようという雰囲気がおのずと醸成されるという狙いがありました。」
 
「コロナ禍で対面の機会が限られる困難な時期ではありましたが、B-EN-Gのコンサルタントは公式の会議体のみならず、インフォーマルなコミュニケーションも通じて親身なサポートを提供し、開発プロジェクトを円滑に進めてくれました。あわせて的確なスキルトランスファーを実施してくれたおかげで、mcframe GAの今後のメンテナンスや追加開発にも、ある程度内製できる技術力を習得することができました」

導入効果

【本社】
    • センコービジネスサポートに委託していた、海外子会社から集めた決算書のデータ変換・マッピング作業はほぼなくなり、連結決算書作成のために経理部門の担当者が費やす工数も5分の1程度に削減された。
    • 本社を含めて標準会計システムを理解する関係者が増えたことにより、業務オペレーションにトラブルが発生した際にも柔軟な対応が可能となった。
【中国拠点】
  • 中国12拠点の会計情報を集約して日本本社につないでいた業務負荷を軽減できたため、財務経理担当者は本来の業務に専念できるようになった。
  • データが集約できたことで、統括責任者はどこにいても複数拠点の会計情報を見ることができ、意思決定のスピードが大きく向上した。
【タイ拠点】
  • 月締め処理に費やしていた時間を従来の15日から5日へと大幅に短縮することができた。
  • コロナ禍ではタイではロックダウンもあったが、会計システムのクラウド化によって在宅からでも作業ができ、財務経理業務にあたることができた。

上記のことから、経営層における意思決定のスピードアップと経理・財務に関する現場業務の効率化が実現されました。

mcframe GAについて

「mcframe GA」は、すべての海外拠点データを統合する海外進出企業のための会計/ERPクラウドシステムです。日本本社やグループ統括拠点から mcframe GA にアクセスすることで、海外拠点の財務・業務データ(財務諸表、キャッシュフロー、現預金、販売・購買・在庫データ、等)をリアルタイムに把握できます。ブラックボックスになりがちな海外拠点の経営状況をモニタリングし、業務不正リスクや経営リスクの早期発見やスピード感のあるグローバル経営判断を実現します。GLASIAOUS と合わせて、世界33の国と地域で 1,500 社以上にご利用いただいています。
mcframe GAの詳細は こちらをご覧ください。

ビジネスエンジニアリング株式会社(B-EN-G)について

ビジネスエンジニアリングは、製造業を中心としたお客様のデジタル変革をITで支援しています。IT企画からシステムの構築、導入、運用にわたるコンサルティングおよび支援サービス、ならびに自社開発のパッケージソフトウェア「mcframe」の販売、導入で豊富な実績を有しています。また、基幹業務システム(ERP)やサプライチェーン(SCM)、IoT等で蓄積されたデータを活用して、システムの高度化やカイゼン活動をお手伝いしています。中国(上海)、タイ(バンコク)、シンガポール、インドネシア(ジャカルタ)、アメリカ(シカゴ)の5ヶ所に海外子会社を有し、海外進出企業に対しても、日本と現地でよりそいながら製品やサービスを提供し、お客様の経営課題を解決しています。ビジネスエンジニアリングの詳細はこちらをご覧ください。

※本ニュースリリースに記載されている社名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。

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