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竹村製作所がものづくりクラウドERP「mcframe X」を国内初採用 -業務改革とシステム刷新により、さらなる競争力の強化を目指す-

ビジネスエンジニアリング株式会社

ビジネスエンジニアリング株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:羽田 雅一、以下「B-EN-G」)は、水道凍結を防ぐ不凍栓メーカーである株式会社竹村製作所(長野県長野市、代表取締役社長:竹村 勝年、以下「竹村製作所」)がB-EN-GのものづくりクラウドERP「mcframe X」(略称:mcX(エム・シー・エックス))を採用したことを発表いたします。これは、mcXとして国内初の採用事例になります。

導入企業と今後の展開

竹村製作所は不凍栓や水栓柱、ろ過装置といった製品を提供している水の総合メーカーです。水道凍結を防ぐ不凍栓で国内50%以上のトップシェアを誇っています。業務プロセスの全体最適化とビジネスモデルの変革に向け、デジタル基盤をオンプレミスからSaaS型のmcXへ刷新することを決断しました。キッセイコムテックおよびB-EN-G共同で2025年度の稼働を目指します。

mcframe X採用の決め手

1) 製造業に特化した国産のmcframeブランドであることの安心感
2) SaaSによるセキュリティの信頼性やシステムの可用性、他システム連携による拡張性
3) SaaSでありながら業界や製品による固有要件にも対応可能な柔軟性

DXで新たな価値創造を目指す竹村製作所

竹村製作所は「使う身になって」という企業理念のもと、独自の技術力を生かし、寒冷地を中心に70年以上水のある豊かな暮らしを提供し続けています。自社及び密接した協力会社で生産から販売、及びメンテナンスを一貫して行える体制を構築し、お客様へスピーディーに価値を提供できる仕組みを強みとしています。
創業家三代目の新社長のもと、これまで築き上げた企業価値を引き継ぎつつ、デジタル技術を最大限に活用し、新しい価値を創造することを目指しています。竹村製作所では、生産管理システムとしてmcframe CSを長年利用する中で、バリューチェーン全体の最適化と企業品質のさらなる強化を目指し、生産管理システムの刷新に踏み出しました。

mcXは製造業で幅広く利用されている「mcframe」の強みを引き継ぎつつ、SaaSとしての先進的な仕組みを備えています。クラウドのセキュリティや可用性という恩恵を受けられるだけではなく、API連携によりシステム拡張が可能な点や、SaaSでありながら自社固有のニーズに柔軟に対応でき、竹村製作所の強みを最大限に引き出せる点が高く評価されました。また、mcXが国産のパッケージであり、開発元のB-EN-Gから強固なバックアップが受けられる安心感も採用に至ったポイントです。

竹村製作所は既存の業務をmcXの標準プロセスに合わせることで、業務の標準化・高度化や情報の集約及びリアルタイム性を実現することにより、経営の可視化と迅速な意思決定を目指します。こうしたビジネスモデルの変革で生まれる人的資本を、より付加価値の高い業務または事業に投資することで、既存事業の継続的な発展と新規事業の創造に挑戦できる体制の構築を実現し、企業の永続性を向上させていきます。
mcXは進化し続けるクラウドERPとして、竹村製作所のビジネス変革を強くサポートしていきます。

竹村製作所 代表取締役社長 竹村 勝年 氏

本プロジェクトは、基幹システムの刷新を超えた、当社の変革を達成するという重要な目的をもっています。この目的を達成するために、mcXの採用を決定する前から、当社内の業務プロセスを全体最適化するための検討を進めてきました。mcXの導入は国内初ということもあり大きな挑戦となりますが、それは同時に当社の成長と進化のための大きなチャンスでもあると思っています。B-EN-G社、キッセイコムテック社、及び当社が一体となって取り組むことで三位一体の強固な体制を構築し、当社の変革を実現させていくことを、非常に楽しみにしております。このプロジェクトが当社の未来を切り拓く大きな力となることを信じています。

竹村製作所 プロジェクトマネージャー 加藤 俊 氏

当社が変革の時を迎えているタイミングで、mcXという新しいシステムに出会えたのはまさに幸運でした。これまではオンプレミスなシステム構築が主であった当社ですが、世の中的にもSaaSが主流となっており、新しい取り組みとしてふさわしいものと思います。ERPの枠を超えた様々なシステムとの連携による新たな活用に、大きな期待を寄せています。このようなプロジェクトに携われることを大変光栄に思いますが、システム刷新をしただけ、という結果にならないよう3社で協力し合いながら、プロジェクトの成功および当社の変革の実現を目指していきます。

キッセイコムテック プロジェクトマネージャー 須賀 啓子 氏

竹村製作所様には、現在ご利用されているmcframe CS導入開始から今に至るまで、10年以上お世話になっております。その中で得られた竹村製作所様の業務・システムへの理解を生かして、今回のmcX導入にも貢献していきたいと思っております。
パッケージに業務を合わせることで業務の標準化を目指すとともに、周辺システムとの連携やノーコード開発基盤といったmcframe CSにはない機能を活用して、竹村製作所様のより高度な業務を実現できるよう強力にサポートして参ります。

ビジネスエンジニアリング プロジェクトリーダー 高橋 知行

竹村製作所様に10年間mcframe CSをご利用いただき、さらにmcXを国内初採用いただいたことを大変嬉しく思います。mcXとして国内初の導入であり、竹村製作所様のさらなる成長と進化を目指す挑戦的な仕事に携われることを大変光栄に思います。
今回のプロジェクトでは、竹村製作所様の変革スピードに応えていけるよう、新しい導入モデルにもチャレンジします。また稼働後にも竹村製作所様ともに歩んでいけるように、アップデートしながら価値を提供し続けて参ります。

mcframe Xとは

パッケージでありながらユーザー固有のニーズにも柔軟に対応し、永続保守による長期利用でシステム導入効果を高めることで組立加工からプロセスまで幅広い製造業で利用されてきた「mcframe」シリーズ。
mcframe Xは、そのコンセプトと導入経験で培ったナレッジをクラウド時代に合わせて継承・進化させ、さらなる価値を提供することを目指しています。お客様のビジネス成長にあわせて、業務の標準化・高度化やDX推進を力強くサポートします。
mcframe Xの詳細はこちらをご覧ください。

ビジネスエンジニアリング株式会社(B-EN-G)について

ビジネスエンジニアリングは、製造業を中心としたお客様のデジタル変革をITで支援しています。IT企画からシステムの構築、導入、運用にわたるコンサルティングおよび支援サービス、ならびに自社開発のパッケージソフトウェア「mcframe」の販売、導入で豊富な実績を有しています。また、基幹業務システム(ERP)やサプライチェーン(SCM)、IoT等で蓄積されたデータを活用して、システムの高度化やカイゼン活動をお手伝いしています。中国(上海)、タイ(バンコク)、シンガポール、インドネシア(ジャカルタ)、アメリカ(シカゴ)の5ヶ所に海外子会社を有し、海外進出企業に対しても、日本と現地でよりそいながら製品やサービスを提供し、お客様の経営課題を解決しています。
ビジネスエンジニアリングの詳細はこちらをご覧ください。

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